龍頭山 善應寺(津山市大篠)
龍頭山 善應寺 縁起
天台宗 本寺 滋賀県大津市 比叡山延暦寺。開基/貞観二痍辰年(860)慈覚大師円仁。本尊/聖観世音菩薩 行基作。脇侍/不道明王 毘沙門天。
当山は比叡山延暦寺第四祖慈覚大師が美作の国を御巡教の際、美作一の宮である中山神社にご参籠の折、東北の山頂に紫雲のたなびくのを見て、霊地のある事を知り、深山に分け入られると、にわかに甘露が降り、雲中より蟠龍が、頭を挙げて、大師の登山を歓び迎える様をしたので、山号を龍頭山と名付け大師護持の一寸八分の観音像を本尊の体内に納めて当寺の本尊とし、一字の草堂を建立されました。(善應寺2014.6.29取材)
津山百景★(2012年の秋の傘もみじ、2009年の傘もみじ、2009年善應寺縁起)
駐車場にある放生池
高田小学校記念石柱と記念撮影
鐘楼
宝篋印塔
辨財天縁起
当山の辨財天女尊は、天正年中(1573~91)に武将蒲生氏郷が武運を祈って近江(滋賀県)竹生島へ参詣して祈願中に授かったもので、代々蒲生家の守護尊として伝えられ子孫の藤堂忠右衛門が津山藩に移封された時奉持して来津し、家宝として武運を祈っていたが、家に祭っていたのでは恐れ多いと、時の住職貞円法印に申し出て、元文五庚申年(1740)7月に国中の人々の安全と福徳円満を願って当寺に奉納されたもので安産・乳の出、学業成就、開運招福等多くのご利益があり多くの人々の信仰を集めています。
庫裏 本堂
2014年6月29日の傘もみじ