リニューアルされた江見写真館でグリーンカレー
江見写真館は登録有形文化財(建造物)に指定されている。正面を西に向け、玄関の右手に半円形の応接室を張り出し、玄関上部には成の高い縦長の2連アーチ窓を開ける。北面には屋根面に達する高窓を設けるなど写真館建築の特徴をよく伝える。設計は地元の原田(熊二郎)工務所である。(文:文化財オンラインより一部抜粋)
江見写真館の応接間(登録有形文化財に指定)が、リニューアルされ美しくなりました。その応接間「山下茶館」(さんげさかん)でもてなすグリーンカレーが美味しいと評判なので、再度取材に行って来ました。バンコク・オリエンタルホテルの料理教室で習ったというグリーンカレーは、スパイスが効いて食べ終わる頃には体中からエネルギーが湧いて来る見た目も華やかで美味しいカレーでした。
江見写真館玄関 登録有形文化財プレート
建物は昭和4年、材木町で写真館を営んでいた江見家が現在地に写真館兼住宅を新築したものです。2階建てで、玄関南脇には半円形の応接間が西側に張り出した状態で配されています。応接間の屋上ベランダの背後には、上部が半円状の大型窓が並んでいます。正面からの外観を大きく特徴づけているのは、立ちの高い2階部分です。これは2階に設けられた写真スタジオの天井高を十分に取るためのものです。(文:津山市案内より)
玄関を入った所がまた素敵な空間です。
ゆったりとした空間にレトロな脇役たち
この応接間が「山下茶館」です。壁紙はモダンデザインの父と呼ばれたウィリアムモリスデザインの壁紙です。
応接間の照明が素敵! ご主人が作った万華鏡 ステンドグラスも御主人作
これが評判のグリーンカレーです。かなり日本風にアレンジを加えていらっしゃるそうです。
見た目も鮮やかですが、お味もとってもGood!!! それに具だくさんでお腹がいっぱいになります。
ポテトサラダ 豆乳プリン オーボンヴュ―タンの紅茶
レトロな応接間で昔話に花が咲き、時のたつのも忘れゆったりと優雅なひと時を楽しんで参りました。
(このグリーンカレーは予約制でいただけます。1日限定4名様 / TEL 090-4148-6556)
(2009年取材の記事はこちら←)