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<古墳時代> いろいろな須恵器

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 市内から出土した須恵器です。日常的に食器として使われる杯から、古墳でしかみかけない提瓶、いわゆる珍品である取手のついた碗や子持ちはそうなど、一口に須恵器といっても用途やかたち、土や焼きの質がさまざまです。
★再発見
 同じ須恵器でも普通使いの品と特別に作った品とでは大きな違いがあります。杯蓋といった普段使いの須恵器では、器の面を整える際に胎土に含まれる小石が動いて出来た凹みをそのままにしていますが、子持ちはそうなど特別に作った須恵器ではそうした凹みがありません。最後まで丁寧に仕上げていたことがうかがえます。

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高野本郷の国道53号線沿いに立っている石碑

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 高野本郷に立つ石碑ですが、通るたびに気になっていたので高野公民館の館長にお聞きしたら、「調べてはみたのですが、地区の方にお聞きしても解らなかった。」のだそうです。
 知人に聞いたら「享保5年を調べると、美作地方は作物が不作で8月に入ると、雨が多く田は青できとなり、見入りが心配されている矢先、9月13日(西暦 1720年 10月14日 )には大霜が降り、干害と霜害とにより大凶作となったため10月百姓の多くが津山に嘆願に出かけている。
 享保6年(1721)前年の干害、早冷えで、農作物は収獲皆無の状態になった。これらの凶作と関係があった石碑とも考えられますし、嘆願書を提出すると代表が責任を取らされ処刑されたことかもしれませんね。」とのことでした。(2018年10月24日撮影)

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そよ風に揺られているコスモス畑

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 津山市田熊の田熊橋のたもとに1枚の田んぼがある。決して大きくはないその田んぼにびっしりとコスモスが咲いていた。10月5日のほんの少し前にも通ったがその時はまだつぼみが多かったのが、今日は奇麗に咲き誇っている。那岐山も望めて素敵でした。(撮影:2020年10月5日・11日) 

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吉見・堀坂・綾部の景色と彼岸花

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 2020年10月1日に津山市吉見・堀坂・綾部の景色と彼岸花を見に行ってきました。
私の大好きな景色の一つです。なだらかな坂と、稲刈りの済んだ田んぼの中に咲く鮮やかな赤い彼岸花はとても美しく、何度でも出会いたい景色です。(2016年の彼岸花

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美作の大庄屋巡り「安黒家」

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安黒家 安黒和助 東北条郡大篠村 松平蕃
大庄屋まで
 安黒氏は、赤松氏の家臣であったといわれる。
嘉吉元年(1441)嘉吉の乱によって赤松満祐が滅んだ時、津山の林田に逃れ、安黒姓に変えたという。林田には安黒谷の地名が残っている
 大篠の屋敷跡の南にある台山城城主として尼子氏・浦上氏・毛利氏に従った後帰農した。
 元文5年(1740)安黒和助が大庄屋に任命された。
大庄屋として
 大庄屋としての記録がなく、不明である。安黒豪平は津山藩士広瀬家の養子になり、その子広瀬臺山は、津山藩のお抱え絵師として有名である。臺山は山水画を得意とした

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「再発見☆考古資料展」12月4日まで

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2020年9月7日久しぶりに「津山弥生の里文化財センター」へお伺いしてきました。私の苦手な古代社会の人々の生活を女性の視点で教えていただき、何だか少し古代の人々への関心が増してきました。


☆器台から埴輪へ
 弥生時代の日常の土器である壺・器台が、墳丘墓に置かれる特殊器台・特殊壺を経て、古墳に立てられる埴輪へと変化する過程を模式図で表しました。
 弥生土器の壺・器台と特殊器台・特殊壺との違いは、赤く塗られていること、特殊な文様で飾られていること、そして土器のサイズであることがわかります。
それでは、特殊器台と円筒は埴輪の違いはどこにあるのでしょうか。器台と埴輪の足元に注目すると、器台の足元は大きく外側に張り出していますが、埴輪の足元には張り出しがなく、まっすぐになっています。
この違いは、設置する方法が違うために生じています。器台は地面の上に据え置くので、倒れないように足元をおおきく外側に張り出させます。一方、埴輪は地面の中に埋めて立てるので、埋めやすいように筒状のままにしています。
特殊器台から円筒埴輪へ変化する過渡期に作られた特殊器台形埴輪は、特殊な文様で飾られ、特殊器台の特徴をよく残していますが、足元をみると、張り出さずに筒状のままとなっており、地面に埋めて使われていたことがわかります。

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津山老人福祉センター~さら楽~ 演芸大会・作品展

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2020年9月19日、敬老週刊演芸大会が、津山市皿の津山老人福祉センターで催されました。市民講座で高齢者が作ったさまざまな作品を毎年「敬老週間」にあわせて開いているそうです。高井昭彦所長から「素晴らしい作品が約200点が展示されていますのでゆっくり見て行ってください。」とのことでした。今日は最終日だったので園芸大会はあいにくと拝見できませんでしたが、16日はベトナム琴・日本舞踊、17日はマジックショー・クイズ・民謡、18日は大正琴・演歌、19日は日本舞踊があったそうです。

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夕焼け空に感動する。

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 先月の真夏の暑い日、仕事帰りに目にした夕焼けです。普段は忙しく時間に追われて夕焼け空なんてゆっくり眺めることもないけれども、ふと目についた久しぶりに見る夕焼けは茜色に変わり感動的でした。太陽が沈み空がゆっくりと変化しながら赤紫になるころは、何だか切ない気持ちになることがあります。そして生きていることが文句なく有難いと感じます。(2020年8月18日の夕焼けです。)

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天満神社(河辺)

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由緒
 第六十代醍醐帝の延喜元年菅原道真公が大宰府に左遷せられた時、この地の志とと原まで御輦を運ばれた時に、野辺の梅花の春風に散っている様を御覧になり、住みなれた都の名残を惜み感涙を流されたという。延喜三年二月二十五日に薨去になり、その後、この里人に度々霊夢があったので、長徳の頃この志とと原に一宇を建立して、見帰天神宮と奉称した。(文:『岡山県神社庁HPより』)(2020年8月3日撮影)

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